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ニューヨーク発ヴァイオリニスト小澤真智子の旅とチャレンジの日々 - www.machikoozawa.com


by 小澤真智子
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Jazz Standard

27丁目のイーストサイドに
「Jazz Standard」というライブハウスがあります。
お食事も美味しいし、雰囲気もゆったりしていて、
「Birdland」と共に私のお気に入りのジャズスポットです。
前回は、確か小曽根真さんのトリオに行ったような記憶。

昨晩は、時差ぼけではありますが、余力を振り絞って行って来ました。
というのも、おとといの夜、フリーのJazz新聞を読んでいたら
発見してしまったのです。

「Tango meets Jazz Festival」ーPablo Ziegler Quartet

もう、これは絶対行かなくては!

Pablo Zieglerといえば、その昔、ピアソラのクインテットの
ピアニストであり日本にも来日多数。
いまや、ピアソラ弾きのピアニストを代表する
おじさまであります。
私は、一回お会いしたことがあり、その時、Pabloを紹介してくれた
バンドネオン奏者のHectorも、今回のバンドメンバーでした。

Pablo Ziegler – piano
Claudio Ragazzi – guitar
Héctor del Curto – bandoneon
Pedro Giraudo - bass
Special Guest - Terell Stafford - tp

さて、実際のショーですが、ジャズ寄りのピアソラバンドという感じで
さすがでした。
特にトランペットが入ると、ますますジャズ感が増して面白かったです。
今まで聴いた事のないピアソラ、という感じで新鮮でした。
メンバーそれぞれが素晴らしいミュージシャン!
各々がソロも取ってとてもノリが良かった。
私のピアソラは、もう少しクラシック寄りですけど、将来
こういう要素も取り入れていきたいな、と思いました。
いい刺激です。

セットの後は、Hectorに挨拶に行ったら、
バンドのメンバー皆に紹介してくれて楽しくお話しました。
Pabloも前回はちょっとツンツンしたおじさま、という印象でしたが、
今回は、演奏中で興奮していたのか(?!)
大変機嫌が良く、自分の食べていた山盛りの
ステーキサンドイッチを、私にまで「食べろ食べろ!」と。
(もちろん食べてないですよー!!)

これって、ニューヨークの醍醐味です。
素晴らしいアーティストと気軽に接する事ができる。
それも、いとも簡単に -
こうやって、過去10年、多くの大物アーティストと
交流して刺激をもらってきた気がします。

その”大物アーティスト”達のストーリは、又の機会に!

だから、やっぱり

I LOVE NY
by machipin | 2007-12-03 22:26 | 音楽