ニューヨーク発ヴァイオリニスト小澤真智子の旅とチャレンジの日々 - www.machikoozawa.com


by 小澤真智子
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サイトウキネン/小沢征爾ブリテン

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あっという間に師走も半ば。
ニューヨークは、本格的な寒さに突入しました。
寒い寒い。しばれます。
街は、キラキラのクリスマスのライトで美しいです。
気分も何故かルンルンになってしまいます。
クリスマス目前で、最後のクリスマスショッピングの客で
どこもすごい人です。
今年は、クリスマス商戦、リーマンショック以来上向きに
なったそう。
私も、40インチの HDテレビや、デジカメやら
何年も欲しいと思っていた物をゲットしたので
我が家はいい感じです。

さて、先日、カーネギーホールで
JapanNYCというフェスティバルが開催され
小澤征爾指揮のサイトウキネンオケの
ブリテン/戦争レクイエムを聴きに行ってきました。

小澤さんの指揮棒では、97年私が始めてニューヨークに
留学して来た時にタングルウッドの音楽祭で一緒に演奏しました。
それまで、芸大、ロンドン、とあまりオーケストラの演奏を
したことがなかった私。毎年、タングルウッドのファーストコンサートは
必ず小澤指揮のブラームスの交響曲よりどれかなのですが
私の時は、第2番でした。
オーケストラのシーティングはローテーションなので
そのとき、私の席はなんと一番後ろのプルトだったのですが
それでも、小澤さんのすごい気迫とオーラがズンズンと伝わって来て
オーケストラと指揮とが一体となって醸し出すすごいエネルギーを
肌で感じました。演奏し終わった時、感動して涙が溢れ出るのを
押さえる事が出来なかった時の事を、ふつふつと思い出しました。

サイトウキネンといえば、日本を代表するスゴイ演奏家が集まっている
オケ。オーケストラも素晴らしかった。けれど、合唱もすごい奇麗で
ソリストの歌もスバラシカッタ。特にピアニッシモの歌声。
小澤さんは、時折イスに腰掛けながらの指揮でしたが、時折
後ろに位置する子供コーラスに合図を出すので、こちら客席を向きながら
指揮をしたこともあって、表情なんかも良く見えました。
昔、タングルウッドで味わったすごいエネルギーをまた感じました。

また、ブリテンが戦争の悲しみを繰り返さないように、という「祈り」を
込めて1962年に作曲した90分にわたる大曲、戦争レクイエム。
テロから9年、このニューヨークの地で聴くこの曲は
思いがひとしおに、私の耳に、というより全身に染み入りました。
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by machipin | 2010-12-21 13:01 | 一般