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ニューヨーク発ヴァイオリニスト小澤真智子の旅とチャレンジの日々 - www.machikoozawa.com


by 小澤真智子
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Le Poisson Rouge

昨晩は、ジュリアードの友人が演奏するというので
ダウンタウン/ウェストビレッジにある
Le Poisson Rougeという場所に行ってきました。

前から噂には聴いていましたが実際に行ったのははじめて。
場所もBleeker通り、west village の中心に位置していて
一見、クラブです。
内装も、赤のアクセントをきかせ、バーカウンターが並び
照明もほの暗く、青く光っています。
お店のページは以下。
http://lepoissonrouge.com/venue

が、昨晩のコンサートはれっきとしたクラシックのコンサート。
そう、このベニューはよくクラシックのライブ/コンサートも
やるというので、気になっていた所です。

Blue Noteのクラシック版とでも言ったらいいのでしょうか。
バーでお酒も買えるし、お食事もオーダーできます。

ふむふむ、なかなか面白そう。
と思ったのも最初だけでした。

何故なら、、、クラシック音楽というのは、やはり
空気が止まりそうな、静けさの中の緊張で聴きたいものだ、と痛感です。
グラスのぶつかる音や、食器が運ばれてくるガチャガチャした音、
人の歩く気配、はどうしても気が散ってしょうがありません。

昨日のコンサートは、86年ニューヨーク生まれの若手ビオリスト
David Aaton Carpenterのリサイタルでした。
最近、Christoph Eschenbach指揮、Philharmonia Orchestraと
エルガーとシュニトケのビオラコンチェルトを収録、
そのCDリリース記念リサイタル。

1曲目は、Edwin York Bowen のファンタジー、ロマンティックな
曲でしたが、なんか雑音等に気が散り、聴いている方の私が
落ち着いて曲に入れなかったな、、、という感じ。
でも、彼のすごいテクニック、バイオリンのようにバリバリと
動く左手と、ビオラならではの力強い運弓とサウンドは素晴らしく
引き込まれました。

TAKEMITSUや、Pendereckiの現代曲は、ライブの映像と合わせて
工夫していましたので、飽きずに聴けました。
個人的には、Pendereckiのビオラソロのカデンツァは
曲自体素晴らしい作曲で映像はいらなかったな、、と思いましたが、、、。

最後のアンコールはホラスタッカート。アップボーでもダウンボーでも
達者なワンボースタカットに目が点になりそうでした。

日々の忙しさに流されて、NYも長くなってくると
なかなかこういうコンサートにも出かけなくなりがちですが
やはりすごい刺激を受けます。

いやぁ、身軽に出かけよう、、、と痛感です。
by machipin | 2009-10-07 08:06 | コンサート