ニューヨーク発ヴァイオリニスト小澤真智子の旅とチャレンジの日々 - www.machikoozawa.com


by 小澤真智子
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天使のミロンガ

2017年8月29日
昨日は、オクタービオの3年目の命日でした。
命日を迎えての気持ちを英語でフェイスブックにアップしたので
日本語訳にしてここに記しておきたいと思います。

オクタービオ・ブルーネッティ(1975年5月12日〜2014年8月29日)

オクタービオが天に召されてから3年が経ちました。
私は、涙涙涙の3年を過ごしました。
しばらくして、全てに怒りを覚えました。医者、病院、そして私自身にも。
そして、再び、涙に明け暮れました。
そうして3年目の命日を迎えます。
もう涙に別れを告げ、オクタービオの人生を祝福したいと思うようになりました。
彼の優しい笑顔や、素晴らしいスピリット、面白いジョークや笑い。
そして何よりも、彼の手で奏でられた素晴らしい音楽の音色。
もし、彼が生きている間に、一度でも会ったことがある人は、
必ず、楽しく素晴らしい喜びの時を共有したと思います。
私自身、オクタービオと出会って、ある一定の時期、人生を共有できたことが
素晴らしい経験であり、喜びであったと感じます。

この3年、という区切りの年を機に、オクタービオが残した音楽の遺産を
少しづつでも発信していけたら、と思います。
彼の素晴らしい才能、そして録音やビデオによって残された演奏の数々を発信して、
私たち友人を通じて少しでも後世に彼の残したものを伝えていくことができたら、と強く思います。
私は、オクタービオとのピアノ&バイオリンのデュオや、
アーバン・タンゴ・トリオとしてトリオでの演奏をコンサートの度に
ビデオなどで録音していました。
それらの貴重な音源を、私のオクタービオ・スペシャル・ライブラリーより発信していきたいと思います。

今年は、結成当時、2009年ニューヨークのICO ギャラリーでの初リサイタルの模様をアップしました。
曲は、天使のミロンガです。この曲はとても思い出深い曲です。
オクタービオは2013年秋に、ニューヨーク・フィルとヨーヨー・マの出演する
オープニングガラのコンサートの為に編曲を担当しました。
その時に、演奏された曲です。
私たちは、密かにオクタービオがピアノを担当したらいいのに、と思っていたのですが、
ニューヨーク・フィルは彼らのピアニストを用意していました。
ということで、嬉しくも、少しほろ苦い思い出のある曲です。
そして、最後になりますが、沢山のメッセージをいただいてありがとうございました。
深い悲しみのため、長いこと返信ができませんでした。
お許しください。これから皆様とお話できますよう!随分元気になりました:)

小澤真智子
鎌倉にて

ビデオ:天使のミロンガ (オクタービオ・ブルネッティ&小澤真智子)@ICO Gallary in NYC on January 29th, 2009





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by machipin | 2017-08-30 16:31 | 一般
日本の残暑は厳しいですネ・・フゥ
8月は、誕生日あり、お盆あり、オクタービオの命日あり、と
イベント多し、気分的に忙しい月です。
今年は、それにも増して、
急遽マレーシアでコンサートマスターのお仕事入り、
なんと!行ってきました!
人生初、マレーシア上陸。
母に、暑いよ〜暑いよ〜と言われ、どんなに暑いかと。
確かに、一年中、日中34−5度の常夏であるマレーシア。
空港から、ヤシの木が生えまくって、まさに南国。
でも、最近の熱帯ジャパンの方が湿気が多くて
暑くて苦しいような・・・?!
さて、マレーシアのオーケストラ。
皆、ほぼ全員私よりはるかに若い。
エネルギーに満ちている。
しかも、マレーシアの人、皆超〜いい人ばかり。
まだまだこれから発展、という熱気に満ちていて
なんか懐かしい雰囲気。
リハーサルの途中に私の大好きなTea TIme(お茶休憩)があり
Dinner (夜ご飯)があり、皆でワイワイ
お茶やご飯を囲んでお話ししたり。和気藹々とした雰囲気。
なんか、昔のサマーキャンプみたいな感じで
非常に楽しかったです。
ただ、毎日午後2時から10時まで8時間もリハーサルがあるのには
参った!!!
久々に、何時間も練習しました・・・!腕イタッ
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リハーサルの甲斐あって、コンサートは2つとも大成功。
ベートーベンと真剣勝負で向き合った2週間は、あっという間に
過ぎました。
リハーサルではわからなかった、ベートーベンの偉大さ。
コンサートで、演奏して、新たに気づいたベートーベンの
素晴らしさ。
コンサートで演奏して、自ら演奏していながらも
終演後、新たな発見と同時に、感激、感動する、という素晴らしい体験をしました。
特に、ベートーベンのミサ・ソレムニス。
なかなか演奏されることのない、この大曲。
一つの楽章全部がコンサートマスターのソロありの曲。
譜読みを始めた時は、どうやってこのエベレストを登るのか?!と
思ったけれど、だんだんと謎が解け、そして、合唱が加わり、ソリストの歌が加わり、
徐々に曲が完成して行く、なんとも言えない喜び。
今では大好きなレパートリーの一つとなりました。
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若いエネルギーのファーストバイオリン。情熱の指揮者、イレイン・パオ。シンガポールのアルト・アナ。そしてクアラルンプールの夜景!

追伸)南国フルーツのキングであるドリアン食べました・・・二度とトライしたくないです・・
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by machipin | 2017-08-28 23:41 | 音楽