ニューヨーク発ヴァイオリニスト小澤真智子の旅とチャレンジの日々 - www.machikoozawa.com


by 小澤真智子
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ブルックリン

今、時代はブルックリンです。
マンハッタンの地価高騰は激しく、うちの近くの
イーストビレッジのライブハウスもここ数年で
閉じてしまった所も多々。
そして、今熱いのがブルックリン。

Williamsburgという地域はここ数年ですっかり
ファンシーなBar やレストランが立ち並び
Organicフードの店やヨガクラスなどがあり、
いわゆるオシャレな若者の街になってしまいました。
今も高層ビルやコンドの建設ラッシュです。

ブルックリン橋をわたったすぐ下、DUMBOのエリアの
変貌ぶりもすごい。
ショップが並び、お金を持った人たちが沢山
移り住んで来たので、すっかりイキな地域です。
昔からの石畳の道がまたお洒落で素敵です。

先日のフライヤー(peace and passion)を撮影したのも
ココ、DUMBOです。

そして、パークスロープや、ブルックリンハイツは
もはやレントも相当高く、とても良い地域になってしまいました。

ブルックリンは、昔から、マンハッタンとは全く別の
地区として、違った文化を育ててきました。
マンハッタンも多少ありますが、ブルックリンは地域によって
全く別の人種がその国の文化を反映して生活しています。
それは今もほとんど変わらず、という地域も沢山あります。
この国は移民の国だな、と実感するものです。

さて、先週末は2連ちゃんでブルックリンで演奏してきました。

土曜は、Greenpointという場所。先ほどのWilliamsburgの上方に
位置し、Queens と Brooklyn の中間にあたります。
ここは、多くのポーランド人が住んでいる場所でPolishのビール
なんかがデリで手軽に買えます。地下鉄を降りると、家が並んでいて
なんかのどかです。

ポーランド人の友人がここのコンドを購入。そのルーフトップが素晴らしい、というので
Tango Nightを企画し、マンハッタンのスカイラインの夜景を眺めながらの
夢のような環境でコンサートをしました。
この地域では6階建てのこのビルが一番高いので、周辺が
一望できて、とにかく空が広い!

NYの日差しはまだまだ強く、7時過ぎにサンセット。
その後は言うまでもなく、絶句しそうな程美しい色の変化。
そんな中、マンハッタンのきらびやかなライトがつきはじめ
ダイヤモンドのように輝きはじめる。そんな瞬間をみながらの
演奏はいつもと違った味わい深いものでした。

そして日曜はRed Hookという地域で昔ながらのバーで
友人の結婚パーティーがあり、演奏しました。
この地域は、工場地帯だったのであまりどこかの国の
移民色は感じなかったものの、最近では 大型家具屋IKEAが
出来、フェリーでもアクセスできるようになり
随分開けて来たようです。

うーん、ブルックリン、なかなか面白いです。



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by machipin | 2009-09-22 08:34 | コンサート

THELONIOUS ALONE IN SAN FRANCISCO

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ニューヨークに戻って来て「夏!」という青空に白い雲
強い日差しの夏日が数日。今年あまり味わう事のなかった夏の日を
過ごす事ができました。

空港に着いて帰り道、まず思った事は
空気がドライで軽い!日本の湿気のすごさを改めて認識。
そして
日差しが強い。日本では持ち歩いても使う事のなかった
サングラスが必需品です。そして、陽が長い。
空港に着いたのは夕方6時。でも、陽が高々と空高く浮いていて
まぶしくてたまらない。日本でいう2時すぎみたいな感じ。

こうして移動をして、違う空気を肌で感じると
「旅してるなぁ」と実感するものです。

さて、数日の夏日の後は、すっかり秋らしくなりました。
朝晩の空気は冷たくて、うちの部屋は風通しが非常に良いので
寒いくらいです。風がビュンビュンと通ります。

ニューヨークの風を肌で感じながら
ひさびさに自分のお部屋で自分らしい時を過ごすのが
気持ちいい

今日のお香はタイから持ち帰ったレモングラスの香り。
そして、今日の曇り空にはこんな音楽で。

時にクレイジー、でもとってもメロディアスな響きを
産み出すピアニストセロニアス·モンクの作品
「THELONIOUS ALONE IN SAN FRANCISCO」



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昔某ジャズスクールでクラスを取っていた時に
先生のお薦めで聴いたもの。それまで私のモンクの印象は
クレイジーしかなかったのだけれど、この一枚ですっかり
ファンになりました。
ほんとに美しいCDです。

不協和音が不協和音に聴こえない
確実にセロニアスの音楽なんだけど
全体を通して、どこか哀愁を帯びた美しさが
溢れている
そんな世界はある意味、自分が音楽を作って行く上で
理想でもあります
時々聴こえる、彼のウィウィ歌う声も
たまらないです

時を彩る音楽って
素晴らしいな、と痛感。
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by machipin | 2009-09-10 22:08 | 今日の一枚