ニューヨーク発ヴァイオリニスト小澤真智子の旅とチャレンジの日々 - www.machikoozawa.com


by 小澤真智子
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Brahms Horn Trio

おお!なんと美しい曲。
私の大好きな曲。
いつ聴いても胸に響きます。
ホルンの伸びやかな透き通るような音の合間を
ヴァイオリンとピアノが縫うように
そして完璧なマッチで4つの楽章が
ぐんぐんと進んで行きます

その昔、NYに来て1年目にタングルウッドの音楽祭に
フェローシップの生徒として選ばれ参加した夏

とにかくタングルウッドの夏は多忙
その多忙な夏の幕開けの室内楽がこのトリオでした
素晴らしい共演者に恵まれてOZAWA HALLのコンサートにも
トリで演奏しました。
Emanuel AxやPeter Serkin のコーチングを受け
素晴らしい演奏家である彼らに接する事が出来た
私にとっては思い出の曲でもあります

さて、家にはケーブルテレビが無いので
普段ボーっとしている時や雑用時にはいつも
WQXR-FMというNEW YORKのクラシック音楽の
ラジオにチャンネルを合わせています
普段はコンサート情報やメトのオペラの中継なども
かかり、とても便利です。

今日はつけたら、このブラームスのホルントリオ。
丁度この時期、10年以上も前ですが
期待に胸を膨らませて行ったタングルウッドの事が
若葉と雨の匂いとともに
昨日の事のようによみがえってきました。

う〜〜〜ん、しかし素敵な曲!
また演奏したいっっ
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by machipin | 2008-06-27 12:58 | 音楽
昨晩は、Brooklyn PhilharmonicのKid's and Fireworks という
annual concertで
ロウアーのサウスシーポート(ブルックリン橋のふもとです)
に行きました。

週末の地下鉄は工事でいろいろ変わっていて時間がかかりそうだったので
はやくに出てシーポートでブラブラ&ジムで運動、という計画をたて
2時間程前にダウンタウンに到着しました。
家を出発する頃はカンカン照りの気持ちのよい天気だったのに
1時間程地下鉄に乗り降りてみると、空は落ちてきそうにどんよりと灰色。
これは、きそうだな、、、と思いジムへ直行。
走り始めたら、きましたきました!
スコールのような大雨。
旅の間もそうでしたが、最近、雨が多い。。
雨女になった?なんて不安が頭をよぎります。
斜めに打たれ流れる大雨を横目にエクササイズ終了。
まだ降り続ける雨の中、野外ステージへむかいました。

雨が止むように、という一縷の望みで演奏をなんとか実現しようとする
運営側に待たされ、待たされ、待たされた挙げ句
再び演奏予定時刻にスコールのような土砂降りになったので
結局コンサートは中止。ただ、花火は決行。
他のミュージシャンは「今日は一体何だったんだ」とばかりに
足早に家路に着きます。
私は、オケで隣にいたおじちゃんが「It's very special」と
言っていたので、家も遠いし、一人で花火ってのもねぇ、、、なんて
思いながらも、やっぱり見て帰ろう、と決意。

ということで、ピアの中の
ブルックリン橋とブルックリンが見える最高の場所を
見つけ、iPodのピアソラを聴きながらベンチで待つ事30分程。
不安定な空は再び滝のような大雨。
ドッカーン
ドッカーン
と始まりました。

屋根から落ちる滝のような大雨がビシャビシャと
音をたてて地面に跳ね返る
その向こうに、色とりどりの花火が繰り返し
舞い上がっては散り
舞い上がっては散る
左手にはライトに照らされたブルックリン橋。
無料で配られたメガネをつけると
ひとつひとつの火花のまわりに土星の輪みたいな
輪っかが見えるようになっていて、なんとも可愛らしくて
見た事の無い不思議な光景です
昼の暑さは何処かへ消え
雨の匂いと、花火の煙、マンハッタンに居ながらにして
不思議な空間に舞い込んでしまったような錯覚にみまわれます

滝のような大雨が流れ落ちるように
今までニューヨークで味わってきたいろいろな
苦労がいっしょくたんになって
流れ落ちてくれたような
そして
輪っかにかこまれたクルクルの花火が
雨空にもかかわらず、きらびやかに舞う
もっともっと輝きたい!という
希望を胸に

サウスシーポートに舞う大きな花火を後ろ目に
傘も持たずにびしょぬれになって
やっと家路に着きました

甘酸っぱい味のする
花火と大雨
初夏のすがすがしい一夜でした。

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by machipin | 2008-06-15 23:15 | コンサート

バラの鉢

大事に育てていた小さなバラの鉢
旅行中に、雨が降る事を祈って外に出していったのですが
私がいなかった間、どうやら猛暑になってしまったようで

帰ってきたら
すっかりひからびて、カラカラになって
葉は全て茶色に
その上、鉢もカラカラで軽くなったらしく
ベランダの端に吹っ飛んでいました。

ぎゃぁぁぁ、、、
旅の多い私の生活
まるで私の人生を象徴しているような
がーん・・・

そんな事に負けていられるもんか、と
その日より、手塩にかけて
水をあげてかわいがってみたら

日に日に生き返り、小さな新芽が
どんどん芽生えてきて
なんともカワイイ!

まだ帰ってきて5日ですけど
なんとこんなに沢山黄緑の可愛い葉っぱが
育ちました!
嬉しい!!


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by machipin | 2008-06-14 20:50 | 一般

旅するヴァイオリン

なんていうタイトルをつけてしまったので
ヴァイオリンを持って旅する度に報告をしなくては・・・
なんて思ってしまう。

本日は、日本、台湾、香港のアジア旅行より帰国。
ニューヨークの5月はずっと寒かったので、帰ってきたら
突然夏がやってきていて、びっくり仰天。
この空気を肌で感じると、瞬時にして
「ニューヨークの夏」を思い出す。

地面からムンムンと熱がたちこめ、まるで
自分はフライパンの上で料理されているのでは?なんて
思ってしまう感覚
地下鉄を待つときのうだるような暑さと異臭
そう、暑くなるとニューヨークには
さわやかさ、なんて無い。どこにも異臭がたちこめ
なんとも不快な時なのだ。

それはそうと、やはりJFKの空港に降り立つと
一番ホームタウンに戻ってきた、という独特の
安心感を覚える。今日も同じ。

さて、今回のアジア旅行
雨雲をひき連れて歩いていたように
どこに行っても雨、雨、雨

それでも台北の世界一(まだドュバイのに抜かれていないそう)
高い101ビルディングは、アジア風エンパイアービルみたいだったし
水に囲まれた島々に浮かぶ香港は
ニューヨークみたいに、いや、それよりもっとかも
高層ビルがぎゅうぎゅうにこぞって立ち並び、キラキラと光っている
エキゾチックでなんとも素敵だった

毎回新しい地を旅するたびに強く感じることは
国民性って絶対にある、ということ。
10年住んでみて、アメリカというものもだいぶ見えてきた
とにかく人のいい、おっとりとしたメキシコ
格式高くとっつきにくそうだが、ぐっと交友が深まるイギリス
等など。
このキャラクターはそれぞれの国を訪れたときに
感じる第一印象に似ている。
今回の旅でも強く感じた。
香港は大都会、街でゆったりと道行く人とスマイルを
交わしている場合ではない。
ほとんどの人の公用語である広東語もアクセントが強く
攻撃的に聞こえる
ビルの谷間の生活は合理的で地下鉄などの
エスカレーターの速度もびっくりする程速い。
それに対して、台湾の言葉は全然きにならない
その上、街は日本にそっくりで、まるで日本に帰ってきたような
錯覚を覚えた。

昨年の夏のタイ旅行に続き2度目のアジア
自分もアジア人なだけに
何とも言えない不思議な感覚におそわれる

まだまだ発掘していきたい
次はどこに行こうかしら?なんて考える前に
ニューヨークの現実である。。。
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by machipin | 2008-06-10 13:07 | トラベル