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ニューヨーク発ヴァイオリニスト小澤真智子の旅とチャレンジの日々 - www.machikoozawa.com


by 小澤真智子
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日本の夏

一連のコンサートが無事成功に終わりました。
暑い中、お越しいただいた方々に感謝です。
そして、イクサイティングな時を共有して下さった方々に感謝です。

クラシックと、タンゴを両方盛り込んだリサイタル、
気持ちの切り替えが非常に難しく
毎回毎回、試行錯誤で望んだ日々でした。

でも
どっちも捨てがたい。。。というのが本音の所。
何故なら、どちらも素晴らしいスタイルの音楽
そして、とてもやりがいのあるもの
深くて、もっともっとチャレンジしたくなるもの
学べば学ぶ程楽しくなってしまうもの

日本でとても尊敬するヴァイオリニスト/作曲家の
おじさま玉木宏樹さんが、
「人生一回なんだから、何でもやらなきゃ損!」
ビシャリとおっしゃった。
その通り!!!
そうだよね!!!!!
長年の「霧」がすっきり晴れたような瞬間でした。

日本は特に、何でも一つの決まったスタイル
皆が知っているスタイルの中に
おさめよう、おさめよう、とする傾向が強い気がする。
そして、いろいろな方に、卒業以来ずっと
一つに収まるように、とアドバイスを受け続けてきた気がする。

それを押し切るように海外に出て12年。
やっと自分の世界が見えて来た。まだまだ、
試練と格闘と努力の日々だけれど、最近パフォーマンスが
楽しくてたまらない、緊張するけど、ワクワク!という
感覚を人生で初めて味わっている。

(昔は、緊張に押しつぶされてオエオエなっていつも
失敗していた)

そして、私の興味は、クラシックとタンゴのみならず
ジャズも、ワールドも、アバンガルドも
エレクトリックも
どんどん広がって行くんだけれど

やっぱりどれもやってみたい!と痛感。

銀座スウィングシティでのジャズライブも
自分はまだまだだなぁ、、、、と実感するとともに
だんだんジャズの枠の中でのインプロも昔よりはマシに
なってきて、もっともっとやろうかな、なんてたくらんでいる。

とはいえ
クラシックはやはり練習不可欠!
プロコもツィガーヌも何度もやったことがあるとはいえ
準備が大変だった。けど、やっぱりやりがいがあって
楽しかった。快感だったし。

ニューヨークに帰ってから又、練習開始だ。。
と帰国を目前に改めて心に決めました。
by machipin | 2009-08-29 13:44 | 一般